台風18号で被災され、浸水した床・壁の修理や補修をリフォーム業者や工務店に頼むことを考えている方は、きちんとした見積りを取って、業者にぼったくりされないように注意してください。被災した住宅を狙っている悪徳な業者も実際多く存在します。
悪徳業者の被害にあわないようにするには、まず工事の見積りに必ず目を通し、細かく金額を確認します。見積りの項目で項目ごとにはっきりした金額を書かずに、一式いくらとかで金額が書かれてあれば、見積りを出した担当者に詳しく説明してもらいましょう。個人でやっている工務店等は、同業他社の金額や世間一般の金額をわかってないことが多いので特に注意が必要です。また、最初に契約した修理・補修工事以外の場所を追加で工事する場合は、追加工事の分の見積りも細かくきちんと出してもらいましょう。最初の修理は安く見積りを出して、追加工事で法外な金額を請求するケースも多く見られます。
最後に一番大事なことですが、依頼した工事が全て終了し、施工箇所を不備がないか依頼者がチェックし、請求書の項目の説明を担当者に細かくやってもらい完全に納得するまで、工事代金を全額払うのも控えましょう。工事に不備があれば完全に直してもらうまで、最終清算分の工事金を払うのは待って下さい。工事代金の払い方としては、工事着手金・中間金・最終清算と3〜4回くらいに支払いを分けるのがよいでしょう。
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