■ ソーラー住宅
ソーラー住宅は、省エネルギーを目的とし、太陽熱エネルギーを直接利用する住宅のことです。
大きく分けると、太陽熱給湯器や太陽光発電システムなどを用いた「アクティブソーラー」。
特別な機器を使わずに建築設計士の工夫で太陽熱を利用する「パッシブソーラー」があります。
自宅で電気を作ってしまう、というのが太陽光発電システムです。夜や雨の日といった発電できない
時には不足分を電力会社から買い、電気が余る場合には電力会社に売ることができます。
売買は自動的に行われますので、面倒な操作などは一切ありません。太陽が照っている時であれば
停電していてもある程度の電気が使えるため、実は災害にも強いのです。
「京都議定書」で示されているように、日本は2012年までに温室効果ガスを1990年比で6%
削減しなくてはなりません。しかし現状は約6.2%も上昇しており、目標達成は難しい状況です。
そのため、地球規模の環境保全に配慮し普及を後押しするために、国からの助成金制度や
多くの自治体がその市町村に住んでいる人を対象に、独自の助成金制度も導入しています。
詳しくはお住まいの自治体にお問い合わせください。
ソーラー住宅は立地条件が限定されるなどの問題はありますが、エネルギー自給や環境汚染を解決する
ひとつの方法として太陽エネルギーが最も注目されています。 |