■ 地震に強い家



   世界での地震活動の15%が起きているといわれるほど、日本は世界有数の地震国です。

   阪神淡路の地震では、多くの人々が住宅の崩壊、家具の転倒で死亡しています。

   地震に強い家はどこが違うのでしょうか?どんな事に注意すればいいのでしょうか?


   まず1つ目は地盤です。岩盤など堅くしまった所が良い地盤です。地盤が悪いと

   建物はより大きく揺れます。地盤の良否は素人では判断しづらいので、専門家に相談しましょう。

   2つ目は家の形です。複雑な形の建物は地震時にそれぞれの部分がバラバラに揺れ動いて

   壊れやすくなります。逆に、単純でまとまりの良い形の家は地震の力が建物全体に均等に

   伝わるため安全です。3つ目は家の重さです。地震の力は建物が重いほど大きくなるため、

   軽い方が有利になります。また、上が重いと大きく振られ安定性が悪いので上下のバランスも大事です。


   地震に強い家をつくるには、柱など各部の強さはもちろんですが、相互の繋がりの強さが

   より大事です。各部のバランスがとれてこそ強い家。対処療法ばかりに目をやらないで、家全体を

   見るという視点が大事なのです。

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